6月18,19日 第92回東京レザーフェア(TLF)が開催されました。

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浅草寺すぐ近くにある都立産業貿易センター台東館にて、92回東京レザーフェアが開催されました。
年に2回行われ、多種多様な皮革、人工皮革、副資材などの50社9団体が出展する、かなり専門性の高いフェアです。
来場者は業界関係メーカー、問屋以外に、学生、小売業、個人の方なども多く、会場はたいへんな賑わいでした。
2016年トレンド素材の展示や、セミナー、デザインコンテスト、実演と体験などを交えながら革の魅力を存分に味わえる2日間です。

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「プロの仕上げとモノづくり」と題したイベントスペースでは、500デシ分くらいあるという丸革がドーンと飾られた舞台で『各革の魅力&特徴の説明』、『職人さんによる靴のアンティーク調仕上げの実演』、『ベルトのコバ磨き』と『ブックカバー染色の体験』が催されていました。

そして珍しい機械登場!
***バタ振り***
見た目はゴツくて2メートル以上はある大きな機械で、
革を挟んで激しく振ることで革の繊維を柔らかくし、ナチュラルなシボを出す機械です。
日本特有の仕上げ方法らしく、(海外ではドラムで回して落とすという方法)
ダイナミックとしか言いようのない激しいバタ振りの働きっぷりをご覧ください↓

他にもTLF=東京レザーフェアのデザインコンテスト、“革(カワ)コン”が行われておりファッション、インテリア、生活雑貨などの分野で、身の回りにこんな革製品があったらいいなというお題で、たくさんの応募デザインが掲示され一般投票されていました。
かなり独創的なデザインが多数ありました。
この革コンはまだ投票ができます!見てるだけでも面白いですよ↓

投票期間:2015年6月20日~7月31日(午後11時59分)
https://sub-kawalove.ssl-lolipop.jp/contest/

 

展示ブースには、バッグヤードの後援をしてくださっている(株)山陽さんとトップラン(株)さんのブースもあり、それぞれお邪魔して今回のイチオシを伺ってみました。

(株)山陽 

創業100年以上を誇る老舗タンナーさんです。
ブライドルレザータイプの革をご紹介くださいました。
ワックス+ミツロウ→ワックス→ワックス+オイルこの順で60度で溶かした溶剤を塗り、ローラーで圧をかけるという作業を何度も繰り返し、ロウを革にしっかりと染み込ませることで、独特なしなやかさと重厚感が漂う丈夫な革が生まれるそうです。
染み込ませたロウが時間の経過により浮かび上がる表面の白い粉は「ブルーム」と呼ばれ、ブライドルレザー特有のものだそうです。
折り曲げたところが白っぽくなる「プールアップ」(特にブラウンのような明るめな革が出やすい)は、染み込んだオイルが移動することによってなるそうです。指でこすればすぐに色は他の部分と馴染みます。
この革でダレスバッグとか・・・・かっこいいでしょうね~ つい妄想したくなる美しい表面感です。

(株)山陽
http://www.sanyotan.co.jp/

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トップラン(株)

そしてこちらも創業80年以上を誇るバッグ素材全般(生地、ナイロン、合皮、革)を扱う総合メーカーさんです。
イチオシは、縦糸がナイロンで横糸がなんと和紙の超軽量素材綿の糸と比べ重量が1/3だそうです。その素材で出来たトートバッグは、きっとみなさんが想像するよりもっと軽いです(笑)
他にもインクジェットでプリントしたという美しい柄と発色のテキスタイルや、天然素材、革など次シーズンのトレンドがブース内に華やかにディスプレイされていました。

トップラン(株)
http://www.toprun.co.jp

 

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次回の12月3日、4日の第93回東京レザーフェアも同じ都立産業貿易センターで行われます。
入場無料で、受付で登録用紙に記入し、名刺を2枚提示すればどなたでも入場できますので、
興味のある方はぜひ次回、最新トレンド素材に触れてみてください。

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