鎌田鞄材株式会社

真鍮製品の加工を得意とします。プレス加工・フレクション・引き物加工・鋳物等で業歴100年の培ってきた経験をもとに多種多様なニーズにお応え致します。真鍮製の錠前も御座います。オリジナルのデザインで錠前を作成することも可能です。

住所: 〒111-0042 東京都台東区寿4-6-1
TEL: 03-3841-5637
FAX: 03-3841-5661
mail: kamatahouzai@polka.ocn.ne.jp

金具メーカー問屋の鎌田鞄材(株)さんにて、バッグ・小物用金具の基礎知識の勉強会を行いました。
鎌田鞄材さんは大正14年創業、今年90周年を迎える老舗の鞄用の金具をメインに扱う問屋さんです。金具の種類だけでなく、その製法や需要の変化、また海外メーカーの事情など、大変面白いお話が聞けました。

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鞄用の金具でとっても興味深かった製法は、鋳物(いもの)と挽物(ひきもの)です。そして鋳物はサンドキャスト・ダイキャストなどに分かれます。

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サンドキャストとは日本で昭和20年頃に考案された製法で、文字通り砂によって型を作り、そこに金属を流しこんで作ります。その原型は木材などで作られますが、なんと仏具屋さんなどが手がけることが多いとか。
ダイキャストはサンドキャストの後発技術で、金型を使い、高圧力をかけて作るものです。
これらの製法それぞれのメリットやコスト、またどのような用途が向くのか、など実際に製品を見ながらお話していただきました。

下の写真が挽物と呼ばれる手法で作られた錠前です。
挽物とは、刃物で金属を「切り削る」技法です。この製法で作られたものはシャープなフォルムと重厚感が特徴です。また、IT化が進んだといっても手作業が多い技法のため高額になります。

海外の老舗メーカーのプレス製法で作られた金具などと比較しながら、メリットやデメリット、コスト、特徴など老舗の問屋さんならではのお話が聞けて勉強になりました!
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今回は、今もまさに様々に変化し続ける市場の要望などに意欲的に取り組む老舗の工場・メーカー問屋さんの現場に直接ふれることのでき、参加メンバーにとっても有意義な回になったと思います。