東海製作所『girou トランク』

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来年50周年を迎える物流用のコンテナメーカーである東海製作所が、新たなジャンルに挑戦し完成したのが、スタイリッシュながらハンドメイド感溢れるトランク『 girou 』です。
運びやすさと丈夫さを追求してきた箱職人&熟練の革職人&経験豊富なバッグデザイナーという3者のコラボレーションにより生まれた、完全国内生産の新しいプロダクトです。

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新しいプロダクトでありながらとてもクラシックで端正な印象がありますね。

東海製作所は昭和40年設立という長い歴史を持つ、物流コンテナメーカーです。

factory

東海製作所
http://www.tokai-box.co.jp/
東京都荒川区西尾久8-27-2
03-3894-0692

物流コンテナとは聞きなれない名前かもしれませんが、昔から書類を保管する、運ぶといった時に使用されているもので、昭和のころは学校や郵便局などで目にしていたあの朱色の箱などのことです。皆さんもいろんなところで目にしていると思いますが、「無印良品」などで販売している硬質パルプBOXなども同類のもので、ファイバーボックスなどとも呼ばれていますね。
東海製作所では、同じ素材を利用し、溶接をする際に顔や目を保護するためのお面や雑貨なども作られます。
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girouトランクのいちばん大きな特徴は素材です。
これは『ジュピーライト』という高圧パルプ材で、100%ヴァージン・パルプで作られた硬質繊維ボードで非常に軽量で丈夫な素材です。もとはイタリアで自動車の骨材として開発されたとか。

東海製作所が持つ、豊富なジュピーライト加工の知識とノウハウを駆使して、トランクが作られます。

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girouトランクの弁柄色に似た特徴的なこの朱色は、ジュピーライトの持つ本来の色です。
断面を見るとよくわかりますね。

girouトランクを持ってみるとその軽さに驚きます。クラシックな見た目を裏切られる軽さです。中身が何も入っていない状態で持つと、思わず戸惑うほど。ハイクラスな革トランクとほぼ同程度の強靭性を持ちながら、この軽さは使い手にとってはありがたいことですね。
また、ワックス加工により、水や汚れも十分に防ぐことができ、手入れも簡単です。製品には専用のワックスも付属しています。

 

この素材の色や質感をそのまま活かし、さらにクラシックで上質なものにしているのは細部の革の仕事です。

girouトランクは、ハンドル・コーナー・ベルトなどにそれぞれ革が使われています。色バリエーションは、赤・茶・緑・黒の4色。
通常、このようなコーナーは革をその形に成形する、絞りの技法を使って作られますが、girouのトランクでは縫製で作られます。これはすっきりときれいで端正な見た目になりますが、角度設計の難しさや縫製の技術など…高レベルの技術を必要とする、熟練の職人でなければできない仕様です。縫製にも特殊な専用ミシンが使われます。

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ハンドルは、トコ革を重ねて芯に使い、強度としなりを出した伝統的な手法で作られています。ダレスバッグなどに使われるものと同じです。最近では軽さやコストのためにプラスチックや紐などの芯が使われることも多いですが、トランク本体が十分に軽く強度があるからできることでもありますね。
ハンドル部分のステッチは手縫いです。

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内装は様々な生地を選べるようになっています。
これもクラシックなgirouトランクのたたずまいを引き立てるものがラインナップされています。
これらのパーツや内装などを組み合わせてオーダーが可能です。
詳しくはgirou HPをご覧ください。

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girou HP

革製品もコンテナも、人の生活には欠かせない、古くからある道具です。
このgirouトランクシリーズは、古き良き時代をほうふつとさせる伝統的なスタイルを守りつつ、現代の生活にあった機能、デザインを追求し、選りすぐりの高品質な素材を用い、熟練の職人が丹念に作り上げています。
昔からの知恵と技術。新しい発見とアイディア。それらが融合したプロダクトがgirouトランクです。

※写真の一部はgirouのwebサイトからお借りしたものです。

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